注目トピック事例
1分で伝える
19.11.03
なんとなく分かったか?
何がですか。
人が失恋するとなぜ海に来るかって。
あーなんとなく・・・
失恋して自分を見つめるのは悪くないかも。
やっぱ、先に動かないと。
こんなに後悔するとは思わなかった。
人生の大事なことに限って、誰も教えてくれないんだよね。
たまに教えてくれる人もいるんだけど、大事なこととは思わないんだ。
たいていのことは、傷ついてから学ぶしかないんだよ。
いやそれ、生田斗真の『俺の話は長い』のセリフ!
ドラマ見てない人、なんのこっちゃ分からんくてキモいから。
りなぷうが失恋したことになってるから!
死んでしまいたい。

どーゆうポーズやねん(笑)
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今回は、プレゼンなどにおいて『大事なことをシンプルに伝える方法』のお話です。
失恋話とも、生田斗真とも一切関係ありません。
人に「伝える」ための最良の方法
プレゼンなどでシンプルに相手に伝えるためのポイントは、
【「結論」+「根拠」+「例えば」で、相手の右脳と左脳を動かす】ということです。
これが本質となります。
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こちらの解説は後ほど―――
そもそもの大前提
人はあなたの話を聞いていません。聞いていてもせいぜい2割です。
ここをまずは出発点としましょう。
相手は自分の話を聞いてくれているという期待値で出発してしまうと
「なぜ相手は理解してくれないのだろう?」
「もっとこっちに注意を向けてくれたっていいじゃないか!」
という考えに陥る可能性があります。
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それなら「相手はそもそも自分の話なんてほぼ聞いていない。じゃあ聞いてもらうためにどうしたらいいか考えよう。もっと相手に理解してもらうにはどうしたらいいんだろう」という生産的な思考に持って行きましょう。
自分がどんなに完璧なプレゼンをして相手が食いついてきたとしても、内容が全て相手の頭に残ることは不可能です。
それは相手の理解力が悪いわけでも、自分の伝え方が悪いわけでもなく、そもそもコミュニケーションとはそういうものだからです。
1分で話す意味とその大枠組み
上記の前提にたった際に、ではどの様にして自分の話を少しでも相手の頭に残し、相手を動かすのでしょうか。
その答えとして「1分で話す」のです。
より具体的にいうと、「1分で話せる様に話を組み立て、伝える」のです。
1分でまとまらない話は、結局何時間話しても伝わらないし、逆にどんな話も1分でまとめることができます。
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嫌なことがあったら、
そこはもう殴り合いで。
通じない話し方
そもそもの話が通じない人は、こんな話し方になっていると思います。
「昨日部長(店長、etc)はああ言っていましたが、現場ではBという問題があり、だから私としてはこうしたいんですけど、Cさんはまた別の意見を持っていて…」
このように、ストーリーはおろか、事実と自分の意見をただ羅列しているだけ。
要は全部ダラダラと話しているだけになってしまっています。
だから必然的に話が長くなるし、相手も何が大事なのかわかりません。
ストーリーを考えようとするなら「何が大事なのか」、そして「どうしたら相手に伝わるのか」をきちんと考えることが必要になります。
聞き手のイメージをする
「なんのためにプレゼンするのか」を言語化してみると、ほとんどの場合、
「(どこで)、誰に、なにを、どうしてもらいたい」という構造に集約されます。
この考えをプレゼンまでに深掘っていきながら、プレゼンづくりをするのですが、
特に重要なのが、「誰に」という部分です。
「誰」とは、プレゼン本番の時、目の前にいる「聞き手」です。
聞き手のイメージができれば、その人たちの反応を想像しながら準備することが可能になります。
それは、話す内容、言葉遣い、話し方など、その「聞き手のイメージ」に基づいて伝える内容をつくりあげていくということです。
具体的には、
・ どういう立場にいるのか
・ どんなことに興味があるのか
・ どんなことをこのプレゼンに求めているのか
・ 専門的な要素についてどのくらい理解できるか
・ 何をどんな風に言うとネガティブな反応をするのか
ということを意識するわけです。
ゴールはなにか――「理解してもらう」はゴールにならない
「なんのためにプレゼンをするのか」「聞き手はどんなイメージか」を考えたあと、次に考えるべきは「ゴールはなにか」です。
このプレゼンを通して、「聞き手をどういう状態に持っていくか」「どこをプレゼンのゴールとするのか」を言語化するということです。
具体的にいえば、
・ 聞き手が賛成にせよ反対にせよ、何らかの意見を表明してくれればいいのか
・ 聞き手が賛成してくれたらいいのか
・ 聞き手に動いてもらう必要があるのか
というように、聞き手が「どこまでやればいいのか」を決めるということ。
私たちはつい、このゴールを強く意識することなく、プレゼンの準備を始めてしまうものだからこそ、この点は重要です。
すべてのプレゼンは、ゴールを達成するためにあるもの。
聞き手のことを考え、聞き手をどういう状態に持っていきたいかを見定めてから、
「それを実行するためになにをすればいいか」「なにを伝えればいいのか」を逆算で考えていきます。
伝える側が、聞き手に「理解したうえで、どうしてほしい」のか、「君が動くのか私が動くのか」「どうすればいいのか」ということを、必ず考えなくてはなりません。
結局、動かしてなんぼ――「きれいに話す」のは目的じゃない
プレゼンというと、「資料をつくって、人前でなにかを話す」という、その局面だけを切り取って語られることが多いと思います。
しかし、そうやってなにかを伝えるのは「手段」。
先にも触れたように、ゴールはなにかしらの形で「相手を動かす」こと。
どれだけきれいに資料がつくれたとしても、いくら流暢に話ができたとしても、相手が動かなければ意味がないということです。
なぜなら、相手が自分の望むゴールにいないから。
しかし求められているのは、とにかくゴールに相手を動かしていくこと。
だから「動かしてなんぼ」なのです。
そう考えると、たとえばプレゼンに至る前の根回しとか、そもそも席配置をどうするか、直前の軽い挨拶、その後のフォローなど、前後のアクションもトータルで設計していくことが大事だということにもなるはず。
そんなことも含め、とにかく「相手が動くために、できることすべてをやりきる」ことが大切だという考え方です。
プレゼンの本番その場だけで相手が動かなかったとしても、まだチャンスはあります。
終了後にも手を替え品を替えいろいろなことを行い、その結果として最終的に相手が動けば、それでゴールは達成できることになります。
だからこそ、「相手が動くためにできることすべてをやりきる」という意識を持って望むべきだということです。
具体的な伝え方
それでは、冒頭の
【「結論」+「根拠」+「たとえば」で、相手の右脳と左脳を動かす】
という伝え方の解説に入ります。
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イメージを伝えて相手に想像してもらう
「結論」と「根拠」を話す人は結構いますが、実はそれだとイメージが湧いてこないのです。
そこで「たとえば」と言って具体的な事例を示すことで、相手の右脳にイメージを湧かせるのです。
じゃあイメージの何が重要かというと、
「あの牛丼屋さんは早くて安くてうまいから最高だ」と話しても、
相手は「へ~」と理解(=左脳を刺激)はしても、
共感や「おお~!」というワクワク(=右脳を刺激)は生まれません。
ところが、
「注文してから牛丼が出てくるまで平均10秒です」とか
「牛丼一杯380円です」
という「たとえば」を出すとイメージがしやすくなり、
「いつも行くお店より早い!その牛丼屋さんいいね」となります。
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人間って、理解するだけでなく「おお~!」と思わないとなかなか動かないです。
そのためには左脳と右脳の両方を満たすこと。これが本質です。
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いいところですが、
ちょっと長くなっちゃうから、続きは次回で~!

大丈夫。変わらないのは、ときめく気持ち。
こわい。